哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
台湾への留学を希望する人にとって、最初の難関とも言える家探し。
早めに住まいを見つけて腰を落ち着けて勉学に専念したいところ。
契約内容の確認や家賃交渉など、中国語初心者には敷居の高い賃貸物件探しですが
本記事ではその方法をいくつかご紹介したいと思います。
賃貸物件検索サイト『591』
台湾で最もポピュラーな物件検索サイトです。
トップページ上方にある「租屋」(Zū wū=賃貸という意)をクリック。
希望するエリア検索の他に
- 按捷運(Àn jié yùn)= 希望するMRTの駅付近
- 按學校(Àn xuéxiào)= 通う学校・大学の付近
- 按商圈(Àn shāng quān)= 勤めるオフィスエリア付近
からも検索できます。
オフィスやお店向けの物件も取り扱っているので物件数はかなりの数。
試しに、台湾師範大学語学センターのある台北市中正区エリアで
- 類型(Lèixíng=タイプ):獨立套房(Dúlì tàofáng=ワンルーム)
- 租金(Zūjīn=家賃):一ヶ月10,000元〜15,000元(=約45,000円〜約90,000円)
- 特色(Tèsè=特色):近捷運(Jìn jié yùn=MRTの駅近)
の条件で検索してみましょう。
気になる物件があれば、ページ内に表示してある電話番号に電話して
- 仲介(Zhòngjiè):仲介業者が仲介、契約時に仲介手数料を払います。
- 屋主(wū zhǔ):大家と直接契約するため、仲介手数料は不要
内覧の日時を決めて内覧、気に入れば家賃交渉→契約という流れです。
私が台北市内に住んでいた2012年〜2018年頃は
この591で掲載されている賃貸物件のうち
大家と直接連絡・契約する物件がほとんどだったんですが
契約トラブル防止の観点からか、今は仲介が多いようですね。
仲介業者か大家が日本語 or 英語できればいいですが
現実はそう都合よくいかないもの。
中国語が分からない中国語初心者の方にとっては
HPで物件探しの段階からかなりハードルが高い方法なので
中国語中級以上の日本人の友人か
日本語ができる台湾人の友人のサポートが必要でしょう。
賃貸仲介業者に依頼
「台湾 賃貸 物件探し」でGoogle検察をすると、複数の賃貸仲介業者情報が出てきます。
問い合わせ時点から日本語対応可能で、エリアや予算などの希望を聞いたうえで
日本語ができる台湾人スタッフ、あるいは中国語ができる日本人スタッフが対応。
物件の選定→内覧の同行→契約、に至るまで一気通貫でサポートしてくれるので
初めて台湾に留学・駐在する人など、中国語初心者でも安心して利用できます。
手数料は会社によって違いますが、概ね家賃一ヶ月分が相場なようです。
中国語ができないばかりに大家に足元を見られ、結果不合理な賃貸契約を交わすより
仲介業者に依頼して『時間と安心を買う』のも選択肢の一つですね。
街で『租』を探す
大学の近くを歩いていると、玄関や窓など通りから目に付きやすい場所に
『租』と書かれた紙が貼られている物件を目にすることがあります。
公園の掲示板に貼られている場合もありますが
「入居者募集中」という意味です。
その紙には
- 部屋の広さ・間取り
- 1ヶ月あたりの家賃
- 大家の電話番号
などが付記されていて、部屋の内覧を希望する場合は直接電話をかけて
内覧の日時を決めて内覧、気に入れば家賃交渉→契約という流れです。
大家と直接交渉するので、中級以上の中国語能力が必要ですが
住みたいエリアを歩いてみて、『租』の紙を見かけたら要チェックです。
あとがき
物件探しの主な方法3つをご紹介しました。
記事をまとめながら感じましたが
中国語初心者にはかなりハードルが高い…
一番望ましいのは
日本語のできる台湾人の友人にサポートしてもらう方法で
大家との家賃交渉において
ゴイゴイ強気で交渉できる友人であればもう最高。
かくいう私は
最初の物件探しの時だけ台中に住む親戚にサポートしてもらい
家賃を5%下げて契約することができました。
最後に「台湾人の友人なんていないよぅ」という人へ。
公園で優しそうな同年代の台湾人に話しかけ
日台友好の輪を広げましょう。
親切な人が多い台湾。
誠意を持って交流すれば、彼ら彼女らが力になってくれるはず。
では、881〜(Bābāyī=台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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