哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
シリーズで新竹と苗栗の魅力を紹介している記事も
山ありグルメありで今回で6つ目となりました。





本記事では苗栗県頭份市内にある有名な客家料理レストランと
1歳を迎えた赤ちゃんに行う台湾の伝統行事を紹介します。
怡明茶園
今回来訪の目的は、妻エイミーのいとこ夫婦に前年娘が生まれ
その1歳の誕生日を祝うため両家を集めた食事会に参加するため。
お店の名前は怡明茶園(Yí míng cháyuán)。

店名の通り茶畑に囲まれた客家料理の高級レストランです。
店の外にある広大な茶畑で茶摘みが行われていました。

お店の中はこんな感じ。


美味しいお茶とおしゃべりを楽しめそう。

テラスからの眺望。

席に案内されると今日の主役が出迎えてくれました。

1歳を祝う満週歳
台湾では生まれた赤ちゃんが満1歳を迎えると
滿週歲(Mǎn zhōusuì)として親戚一同で集まり
赤子の健やかな成長を願ってお祝いする風習があります。

中でも抓周(Zhuā zhōu)という儀式があり
廟でお参りを済ませた赤ちゃんの前に様々な物品を並べ
何に興味をひいて掴むかによってその子の将来を占います。

↑写真はイメージです
日本でも「選び取り」と言われる風習で馴染深いですね。


で、件の赤ちゃんはこの食事会の前に既に自宅で抓週を済ませ
結果「筆=芸術家」を選び取ったとの由。
将来台湾を背負って立つ人材となることを切に願います。
客家料理
予約時間になって両家の親戚が集まり挨拶して着席。
エイミーのいとこの奥さんは客家の生まれで
美味しそうな客家料理がどんどん料理が運ばれてきました。
豚足が最高にうまい!

ちなみに、妻エイミーの親戚一同は普段からお酒を飲まず
この日も飲んでいるのはアップルソーダかコーラ、または水。

会が始まる前にホスト夫婦に遠慮不要と言われていましたが
さすがに小生も遠慮してお酒は注文せず箸を進めていました。
台湾の乾杯

↑写真はイメージです
すると相手方の親戚おばさんが一人ビール瓶を持って
小生が座っているテーブルまでやって来て
「ニホンジン!オイシイデスカー?ワタシ、オバサンチガウ!カンパイ!」
と、小生が日本人と知ってわざわざ乾杯しに来てくれて
よそ者にもこの厚遇、一気飲みして感謝の意を伝えました。
台湾のお酒文化では「乾杯(Gān bēi)」と言ってグラスを合わせれば

↑写真はイメージです
その名の通りコップにあるお酒は全て一気飲みしなければなりません。
ちなみに、一気飲みしなくてよい日本式カンパイの場合は
中国語で隨意(Suíyì)と言って自分のペースでお酒を楽しみましょう。
日本語世代のご婦人に遭遇

勧められるがままにビールを開けて酔っ払ってしまい
そのおばさんと懇意にお話ししていると彼女のお婆ちゃんを紹介されました。

御年92歳、日本語教育を受けて育った日本語世代の台湾人です。
以下、日本語での対話。
小生:初めまして、こんにちは。私は日本人です!
お婆ちゃん:あぁ~、ようこそいらっしゃいました。
小生:おばあちゃんの小さい頃、日本時代のことを何か覚えていますか?
お婆ちゃん:もう昔のことですからね、忘れてしまいました。ハハハ
と流暢な日本語で受け答えしてくれました。
お婆ちゃんは70年ぶりに日本語に触れて嬉しくなったようで
日本統治時代に習ったという民謡『満州娘』をアカペラで披露。
気づけば皆が手を叩いて音頭を取って大盛り上がり。
楽しい時間は過ぎ去るのが早いもの、ほろ酔い気分のまま帰途につきました。
あとがき

妻エイミーの従兄弟夫妻の子の満週歳に参加したわけですが
本来よそ者である日本人の小生にも
親しみ深く接してくれる台湾人の優しさに改めて感動しました。
多謝!
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)

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