哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
賭け事が好きな漢民族の多く住む台湾においては非常にめずらしく
ギャンブルが法律で禁止されていて(※アングラはありますが)
日本のような競馬・競輪・競艇といった公益ギャンブルもない代わりに
刮刮樂(Guāguālè=スクラッチ)と威力彩(Wēilì cǎi=ロト6)が盛んです。
本記事では、この2つの買い方・遊び方を紹介します。
刮刮樂(Guāguālè=スクラッチ)
1枚は100~1,000元(=450円~4,500円)と様々。
各シートに書かれたルールに従って削って(刮Guā)いき
出てきた金額がそのルールに符合すれば当たりです。
例えば100元のこのシート。
- 左のエリアは出た数字が当たり。
- 右のエリアは同じ数字が3つ出れば当たり。
200元当たりです。
こちらの200元のシートも見てましょう。
- 左上と左下のエリアに同じ数字が出れば、その金額が当たり
- 右上と右下のエリアに同じ数字が出れば、その金額が当たり
- 真ん中の上のエリアに「羊」が出れば、1,000元当たり
残念、ハズレです。
こんな感じで簡単に楽しめるので大人から子どもまで大人気。
お金に対する執着心が高い台湾人の多くが夢をスクラッチに託すのです。
妻エイミーの叔母さんは敬虔な仏教徒で、普段から我欲の無い仏の様な人ですが
その叔母さんも刮刮樂をする時は、人が変わったかのように本意気で削ります。
もし大金が当たれば…
中華圏お得意の爆竹を放ってお祝いします。
威力彩(Wēilì cǎi=ロト6)
続いて紹介するのは威力彩(Wēilì cǎi)と大樂透(Dà lè tòu)。
日本でも馴染の深いロト6とミニロトで、1口50元~100元から楽しめます。
当選者がいない場合、獲得賞金がキャリーオーバーされて膨れ上がり
写真の様に1等12億元=約52億円やそれ以上にまで跳ね上がることも。
当選者裏山けしからん。
9月に台湾滞在した際、夢を託し威力彩と大樂透を買ってみました。
日本のロト6と同じ様に、自分の好きな数字を任意で6つ選び
その番号を専用シートに書き込んでお店のオバちゃんに渡すと
番号が印字されたシートをもらい終了。この間、約3分。
妻エイミーはコンピューターが無作為に数字を選んでくれる
快選(Kuài xuǎn=クイックピック)で買ってました。この間、約5秒。
高額な当選金が出れば
同じく爆竹でお祝いします。中華圏は賑やかが好きですね。
公益としての捉え方
日本では、ギャンブルは社会からネガティブに捉えられていますが
台湾では街の至るところにくじ屋さんがあり、特に春節期間は
道端や夜市でも運試しに大人や子どもがスクラッチに興じています。
ちょうど日本でいう初詣の時の福みくじ感覚でしょうか。
くじ屋さんを経営しているのは心身に障がいがある人が多く
理想的な職にありつけない社会的弱者を社会全体で守るという
公益の意味合いも含まれています。
あとがき
次回台湾においでの際、是非刮刮樂と威力彩に挑戦してみてください。
もし私のブログ更新が滞り、突然
- 世界一周クルーズ!
- 世界遺産巡りの旅!
- 高級ホテルのスイートに泊まってみた!
といった高級路線に記事内容が変わった場合は…
はい、お察しください。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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