外国人観光客の少ないローカルな夜市と言えば雙成街夜市

台湾の文化

哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。

台湾の文化生活とB級グルメを如実に表す場所として

各地で開催されている夜市(Yèshì=ナイトマーケット)。

旅行ガイドブックには数多の夜市が掲載されていて

門が特徴的な饒河街觀光夜市(Ráo hé jiē guānguāng yèshì)や

士林夜市(Shì lín yèshì)は特に有名で知っている人も多いですが

しかし外国人観光客向けに売価を不当に釣り上げる業者がいて

あまりお勧めできる夜市ではありません。

本記事では、外国人観光客の少ないローカルな夜市として

雙成街夜市(Shuāng chéng jiē yèshì)を紹介します。

台湾人客に囲まれてローカルな夜市を楽みたい方必見です!

交通

台北捷運(Táiběi jié yùn=台北モノレール)のオレンジラインに乗車し

最寄り駅の中山國小(Zhōngshān guó xiǎo)で下車。

駅名が非常に似ていてややこしいですがブラウンラインの

中山國中(zhōngshān guózhōng)と間違えないように。

付近の街を散策

中山國小駅の出口から地上に出て夜市まで行く道すがら

夜の帳が下りるまで時間があったので付近を散策することに。

台北市の中心を東西に走る民權東路(Mínquán dōnglù)から

一つ路地に入ると静かな住宅街に入り

学校が近いことから図書館もあり生活環境は良好です。

付近はごはん屋さんが多く種類も豊富なことから

この辺りに住む人は食事に困ることはないようです。

夜市入口の向かい側には棒状の焼餃子で有名な

八方雲集(Bāfāng yúnjí)もあります。

雙成街夜市

夜市の入口はこんな感じで通りの真ん中に出店が立ち

客はその両脇にある通路を行き来します。

ここは1950年代、台湾の到るところからリヤカー店が集まり

自然発生的に始まった夜市と言われています。

当時政府当局からの認可を得ない無許可での営業だったので

日夜警察とのイタチごっこが繰り広げられるわけですが

90年代に入って台北市政府がこの夜市で営業している

リヤカー店に呼びかけて実地調査を行い

それぞれに区画を与え営業を認可したうえで

昼営業か夜営業か業者に自ら選択させ

合法的24時間営業の夜市と生まれ変わりました。

士林夜市など一部の夜市では

未だに無許可営業の業者が通りの真ん中を陣取って

地べたに商品を並べて売る例も散見されますが

政府と行商が協力して夜市を開いたここ雙成街夜市は

産官が連携して成功した数少ない例ではないでしょうか。

いざ実食

小生は初めての夜市に来た時には、その夜市の中で

一番悪臭を放つ臭豆腐店の臭豆腐を食べることにしていて

早速いただきます。

カリカリの皮に包まれたフワフワの豆腐が独特の匂いを放ち

醤油ベースのニンニクタレにマッチしてウマー!!

あとがき

中山國小駅付近からは桃園国際空港行きのバスが出ていて

日本への一時帰国時に利用でき非常に便利です。

公路客運iBus

家賃は高めですが、衣食住行(Yīshízhùxíng、行は交通)が

まるっと揃った中山國小駅付近に住むのがお勧めです!

住居選びにご参考ください。

では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)

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