ALOHA〜春風です。
先日からお世話になっているソニアさん夫妻の自宅マンションですが
ソニアさん曰く、2020年に住宅ローンを利用して購入して4年が経ち
現在の相場価格は購入時の1.8倍まで高騰しているとのこと。
本記事では、ソニアさん夫妻がある程度の資産があるにも関わらず
わざわざ住宅ローンを組んで不動産を購入した理由を紹介します。
夫トーマスさんの定職と給与
ソニアさんの夫トーマスさんは連邦政府に勤める国家公務員で
給与はアメリカ人の平均的給与より高く真面目に勤めていれば
国が滅びない限り路頭に迷うことはない超安定した職業。
よって、住宅ローンの審査が通りやすくとのこと。
投資利益の年利 − 住宅ローン金利 = 利益
アメリカの住宅ローン金利は平均年率約7%。
住宅ローンを借りることで、手元にある現金資産の多くを
株式・投資信託・リート・金・債権などの投資にまわすことができます。
仮に2023年の一年間、全額をS&P500指数に連動する投資信託に投資した場合
2023年S&P500の年利約24% − 住宅ローン金利7% = 利益17%
住宅を買う際に住宅ローンを利用せず自己資金を多く投入してしまうと
毎月の返済が少なくなり生活費のランニングコストは低くなるものの
手元に残った少ない資金で投資してもうまみが少ないというわけです。
このロジックは、もちろん日本でも通用します。
過去一年間日経平均の年利約19.8% − 住宅ローン金利約0.5% = 利益約19.3%
ローン金利の低い日本であれば、より高い利益率を期待することができます。
あとがき
自己資金の多くを頭金にして一戸建ての自宅を購入
毎日汗水たらして働き、ぜいたくせずに生活を切り詰め
コツコツ貯金して、少しずつローンを返済しなければならない
という固定概念にとらわれず
住宅ローンを利用して手持ち資金を投資に回し
その利益を最大化した方がよいケースもあります。
本記事で紹介した方法は毎月まとまった給与収入がある前提なので
あしからず。投資はあくまで自己責任で!
では、ALOHA〜
コメント