哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
ハワイ旅行のせいでFIRE関連の記事が続いていましたので、今回は台湾ネタ。
前の記事でお話しした通り、私は脱サラし台湾留学を決めました。
台湾大学大学院を卒業し再就職した結果、留学前と比べ年収が約1.8倍に。
本記事では、台湾留学を経て年収アップを実現した私の例を詳報したいと思います。
台湾留学前
とあるサービス業に勤める一般的なサラリーマンでした。
非常にやり甲斐のある仕事でしたが
平日は昼夜逆転の生活、土日祝日は朝から晩まで業務に忙殺され
貴重な休みも体力の回復に専念するだけ。サービス残業ばかりで
毎月の給与は手取り15万円ほどで生きていくのがやっと。
費やす時間に見合わない薄給のこの仕事を一生続けることはできないと考え
台湾で外国語運用能力と学位を取得しキャリアを積んだ上で
より高みを目指して再就職したいと、海外留学を決めました。
台湾留学中
脱サラし中国語スキルと学位を獲得する
つまり今で言うことろのリスキリングです。
経済産業省の定義によると、リスキリング(=Reskilling)とは
新しい職業に就くためにあるいは今の職業で
必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために
必要なスキルを獲得する/させること
要は、レベル上げて新しい能力(=スキル)身につけ
給与アップを狙う学び直しのことです。
というわけで、留学最初の2年間は
国立台湾師範大学の国語教学センターで中国語を学び
大学院での研究に必要な中国語スキルを獲得したうえで
国立台湾大学修士課程に進み
苦学の末に中国語10万字に及ぶ修士論文を完成させ
無事に学位取得・卒業することができした。
台湾留学後
大学院を卒業する半年ほど前に
友人の紹介でとある日本のベンチャー企業社長と知り合い
その社長の台湾出張・台湾企業訪問に帯同し
中国語通訳としてお手伝いをしたご縁があって
卒業後にその会社の台湾現地法人代表として就職することに。
代表として事務所を運営しつつ営業もこなして約2年間勤めた後
2020年コロナ禍が始まった直後に転職のため帰国しました。
留学前後で何が変わった?
台湾留学で獲得したものは
台湾の最高学府たる国立台湾大学大学院の修士学位と、各種奨学金。
実務では、通訳及び商談をまとめるなどハイレベルな中国語運用能力。
これに営業コミュニケーション能力、マネージメントの経験が評価され
前職の約1.8倍の給与で現在の会社に再就職することができました。
以前は日々業務に忙殺され
『毎日が今日』の生活で未来が見通せませんでしたが
現在は良い待遇でホワイト企業に勤め
ワークライフバランスも充実させることができ
台湾留学で自己投資とリスキリングして
本当によかったと心から感じています。
あとがき
『It’s never too late to learn.(=何かを学ぶのに遅すぎることはない)』
との格言通り、勇気を出して行動すれば現状を改善することができます。
私の場合はほんの一例に過ぎませんが
現在台湾留学を検討している方の参考になれば嬉しいです。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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