台南市郊外にある観光地 その1:官田菱角節の菱の実イベント

台湾の文化

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台南市中心部から離れた郊外にも観光地がたくさんあります。

本記事では、その観光地の1つ官田(Guān tián)の街と

毎年10月に開催されるイベント「菱角節(Língjiǎo jié)」を紹介します。

交通

駅前のロータリーに民族英雄鄭成功ていせいこうの銅像がある台南駅で

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台湾鉄道在来線に乗車、北上し隆田駅へ。

なんだか懐かしい感じがする古い駅です。

隆田駅から官田名産のイベント「官田菱角節」の会場や

烏山頭ダムをを回る無料の観光バスが出ていました。

(烏山頭ダムについては後日別の記事で紹介する予定)

バスに乗り込んで出発。20分ほどでイベント会場に到着しました。

官田菱角節

お昼時だったので、ちょうど食事ブースが大にぎわい。

ここ官田は菱の実の生産地として有名で

一見田んぼに見える農地にも菱の実が所狭しと植えられています。

水に浮いている菱草にしっかりと実がなっている様子。

ブースを回りながら、実際の菱の実を触らせてもらいました。

左が菱の実をそのまま焼いたもの、右がその黒い皮を剥いたもの。

見た感じはマカダミアナッツのような感じ。味は栗に似ています。

この黒い菱の実は何だかテレビで見たことあるぞ?と思ったら

よくよく考えれば、忍者が逃げるときにまく『まきびし』ですね。

乾燥させた菱の実を、後方にまいて追っ手から逃れるアレです。

いざ実食

ネットで調べてみると、菱の実は日本でも食されているそうですが

小生は幼少期にも食した経験がなく、この日初めて菱の実をいただくことに。

菱の実の調理法は、多種多様で

揚げたり

煮たり

磨り潰して固めたり

実際に全て食べてみましたが、揚げたやつが一番ウマい。

菱の実が口の中の水分を奪い去るので、ビールとよく合います。

イベントでは200杯限定で菱の実スープを無料で配っていました。

味は普通。

あとがき

台湾ではタダが大好きな人が多く、こうした無料アイテムの配布イベントに

目を疑いたくなるような大排長龍(Dà pái chánglóng=長蛇の列)ができます。

小生も気温30度の中約30分並んでようやく菱の実スープもゲットできましたが

時間は有限。タイパを考慮し貴重な時間を浪費しないようにしましょう。

では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)

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