哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
今回の記事は、留学における学びの姿勢心構えについて紹介します。
台湾に限らず現在海外で学んでいる方の一部には、耳が痛い話かも。
『綠之家』とは
私が国立台湾師範大学国語教学センターで中国語を学び始めたばかりの頃の話。
授業の終わりがけに、担当の老師(Lǎoshī=教師)が私達クラスメートに対して
「早く台湾人の友達を作りなさい。
さもないと『綠之家(Lǜ zhī jiā=グリーンハウス)』から抜け出せなくなるわよ」
と言いました。
一同が何のことか分からずポカンとしていると、老師から説明が。
グリーンハウスは過ごしやすく、不自由など一切ない。
その中で暮らしていくことに、特段問題もない。
しかしグリーンハウスから一歩外に出てみると、状況が一変する。
外は晴れの時もあれば、曇り、風の強い日や、雨や雪が降ることもある。
グリーンハウスにずっと引きこもってばかりでは、これらの事態に気づかない。
中国語を学び始めた学生が置かれた状況も、グリーンハウスに同じ。
中国語が話せないからと自信を失くし、家にこもってばかりでは絶対に上達しない。
勇気を出して外に出かけ、多くの台湾人と交流してこそ中国語上達への道は拓ける。
授業が終わったらそそくさと帰宅するのではなく
外に出て買い物して店員さんとおしゃべりしたり
多くの台湾人学生と友達になって交流すること。
海外留学に来ているのに
授業後すぐに帰宅していませんか?
家でダラダラスマホしていませんか?
邦楽ばかり聞いていませんか?
日本のYoutubeばかり見ていませんか?
惰眠を貪っていませんか?
あとがき
これだと日本で駅前留学しているのと同じで、
大幅な中国語能力の向上を見込むことはできません。
とは言え、留学は貴重な時間とお金を大量に消費する孤独な戦い。
人の心は時として弱きもので、楽な方へ逃げたくなる時もあります。
しかし、そんな時こそ留学を決めた頃の高い志を今一度思い出し
自分を律し、目標達成に向けて積極的に行動し勉学に励むべし。
公園には日本人と交流したい台湾人がたくさん居ます。
思い切って「你好~」と話しかけてみましょう。
勇気を出して一歩踏み出すあなたをこのブログは応援しています。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)