哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
新北市淡水区淡水駅付近の観光スポットを紹介してきましたが
本記事が最後の5つ目、和平公園を紹介します。
交通
淡水駅から徒歩で約30分、紅毛城からも徒歩で15~20分の場所にあり
来園者の多くは車やバイクで来ていました。
歩くのが嫌いな人は淡水駅からバスに乗るのが無難でしょう。
片道15元(約70円)、10分弱の乗車で到着します。
和平公園
和平公園入り口です。入場無料。
ベトナムの領有権を争って起こった1884年清仏戦争の犠牲者を弔う目的に
中華民国100年(2011年)を紀念して和平公園は建設されました。
下の写真の通り園内は遊歩道がきれいに整備されていて
マイナスイオンを浴びながら気持ちよく散歩が可能です。
園内に清仏戦争の犠牲者を弔う慰霊モニュメントがあるそうですが
小生は時間の都合で見ることができませんでした。合掌、礼拝。
一滴水紀念館
小高い丘に向かう歩道を進んでいくと
日本式家屋の一滴水紀念館(Yī dīshuǐ jìniànguǎn)に到着。
1995年阪神淡路大震災と1999年921台湾中部大地震を経て
両国国民が助け合い友好関係がより緊密になることを祈念し
作家水上勉の父水上覚治の意向により
1915年福井県に建てられた日本の古民家を解体して
5年の歳月を費やしてこの地に移築し一滴水紀念館として落成しました。
大正時代に建てられた日本式家屋で非常に味のある造りです。
この建物には600を超える梁が組まれていますが
なんと一本のクギも使っていないとのこと。
日本の建築技術は素晴らしいの一言。感動を覚えます。
あとがき
今回のシリーズでは紹介しきれませんでしたが
淡水河付近で夜の観光としてお勧めなのが漁人碼頭(Yú rén mǎtóu)。
港町自慢の海鮮料理が出店で売られていますので
時間が許せばこちらで夜ご飯を食べるのもアリです。
以上、淡水駅付近のお勧め観光スポット5選でした。
参考になれば幸いです。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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