台湾の転職事情

台湾の文化

哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。

前の記事で、私が台湾留学を経て年収がアップした話を紹介しましたが

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哈囉〜(Hā luō=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。 ハワイ旅行のせいでFIRE関連の記事が続いていましたので、今回は台湾ネタ。 前の記事でお話しした通り、私は30代で脱サラし台湾留学を決めました。 台

最近日本でも転職による年収アップを実現する例が増えてきているようです。

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では、台湾では転職がどのように捉えられているのか?

本記事では、台湾の転職事情を考察したいと思います。

妻エイミーの場合

台湾では転職するのは当たり前。

20代の若者でも3〜4社経験ありがザラです。

私の台湾人妻エイミー(30代半ば)の例を参考に挙げると

  1. 地元台南のホテル運営会社
  2. アメリカ・フロリダへ語学留学
  3. シンガポールの旅行会社
  4. 台北の旅行会社A
  5. 台北の旅行会社B
  6. 台湾半官半民の財団法人
  7. 台北のマーケティングリサーチ会社
  8. 日本のEC運営会社、現職

エイミーの場合、リスキリングで英語を学ぶためアメリカ留学を経ているものの

給与の低さや経営方針の変更を理由に退職するなどして

日本に来るまでに合計5回の転職経験があります。

友人レヴィの場合

もう一人、台湾人で20代後半の女性・友人レヴィの例を参考までに。

ミドルネームはマンガ「『ブラックラグーン』の女主人公から。

レヴィ -ブラックラグーンオフィシャルページ
2001年サンデーGX4月号に読み切り掲載。1年後の2002年に正式な連載となり、アニメ化もされ、現在では原作がシリーズ累計850万部突破の大ヒットを記録。 2021年に20周年を迎えたブラックラグーン-BLACK LAGOON- オフィシ...

台北市内にある東呉大学を卒業した後

2年間台湾政府管轄の訓練学校に通って日本語と英語を学び

N1合格、ビジネスレベルの日本語をマスター、TOEICも850点と強者。

娯楽施設でポップコーンを売る台湾の会社の海外営業部に就職したが

日本語を使う機会が極端に少なくなり

社風も自分に合わないことがあったので2ヶ月で退職。

日本向けに金型を制作する台湾の会社に再就職し

日英両言語を操る営業事務として約5年勤めるも

サービス残業と一向に賃上げしない会社に失望

認証テストのグローバル企業の台北支部に転職し

より良い待遇と労働条件で仕事しています。

台湾は転職天国

以前の日本では、転職は余程のことがない限り高く評価されることはないので

リスキリングや留学に二の足を踏んでいる人が多くいましたが

台湾では昔から転職は当然の事と考えられていて

現職に少しでも不満があれば、給与と労働条件が良く

自分の能力を評価してくれる別の会社にすぐに転職します。

普段は賃上げしない経営者も、優秀な社員から退職の申し出があると

役職を付けたり給料を上げるからと、退職慰留をしかけてきます。

あとがき

台湾人の若者と仕事をした経験から言わせてもらうと

「いつか必ず金儲けしてVIPな生活をしてやる!」

という沸々とした商魂を彼ら彼女らから垣間見ることがあります。

漢民族にビジネスで成功した者が多り最大の理由は

こういったドライ且つ合理的な判断からかもしれません。

以上、今後台湾で起業を検討している方の参考になれば嬉しいです。

では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)

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