哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
ここまで4記事に渡ってまとめてきた
今後台湾語学留学を検討している方への金言アドバイスシリーズ。
本記事が最後5つ目の提言です。張り切ってどうぞ。
先に結論
- 目標を設定し都度総括しよう
小テストや期末テストの点数など、中国語関連のミッションで目標を立て
その目標を達成できたかどうかを期限をきって総括し、これを続ける
詳細は以下より。
語学留学と大学院留学を経験した日台クォーター春風さんの場合
はい、私です。
私の簡単な経歴は前の記事を参照いただくとして
このブログは、以下の様な方々をターゲットに記事を書いていますが
- 台湾留学を検討している
- 台湾留学を決め、渡航前に情報収集している
- すでに台湾留学中である
- 台湾旅行を検討している
- 台湾旅行を決め、渡航前に情報収集している
- すでに台湾に定住している
- その他台湾フリーク
本記事は1~3の方をメインに僭越ながらアドバイスする内容です。
とは言え、ただ「毎日が今日」を過ごす人にも効果的な内容なので
あてはまる方もそうでない方も、長文失礼以下からご参考ください。
中だるみしがちな台湾留学
台湾は日本と同じ東アジアの国であり地理的にも日本から近く
親和性が高いため街には日本製の物品が溢れ、且つ治安も人もよく
少々暑すぎる気候だけが玉に傷で、ご飯も美味しいから言う事無し。
台湾に留学して現地で生活していると、本当に過ごしやす過ぎて超快適。
そんな中、密かに忍び寄る中だるみという名の倦怠期。
人は往々にして楽な方へ逃げてしまう生き物です。
台湾留学に潜むワナ、それは自分自身にあります。
海外留学に来ているのに
授業後すぐに帰宅していませんか?
家でダラダラスマホしていませんか?
邦楽ばかり聞いていませんか?
日本のYoutubeばかり見ていませんか?
惰眠を貪っていませんか?
①具体的な目標設定
そんな生活を続けていては、はっきり言って時間とお金のムダ。
目標のない生活
それは即ち存在しないゴールにボールをただ適当に投げているだけです。
貴重な海外での生活で最大限のインプットを得るために
日々の生活の中で具体的な目標を設定することをお勧めします。
目標の設定は何でも構いません。例えば…
- 海外生活ならではの知見を得ることができるイベントに参加する
- 体調管理に留意し語学学校に無遅刻無欠席で通う
- 自習時間を◯時間以上とる
- 小テストで100点を獲得する
- 期末テストで◯点以上とる
- TOEICや華語文能力測験などの資格試験に挑戦する…etc
目標を立てたら、それを紙に書いてよく目に付く場所に張り出し
否が応でも目に入って目標を意識せざるを得ない状況を作ります。
ちなみに、2012年私の台湾生活最初の一ヶ月で設定した目標と
その具体的内容は以下の通り(当時の文章を一部加工)。
1. 台湾の生活スタイルや食事に慣れる
時間が解決してくれるものかも知れませんが
台湾人の適当なところや、人によって言うことが全然違うなど
小さいことに腹を立ててたら身がもたないので
馬馬虎虎(Mǎmǎhǔhǔ=いい加減である。大ざっぱである。)
気質で頑張って生きたいです。
2. ダイエットに励み、毎日30分以上の運動をする
肥満は留学前からの懸念事項。仕事辞める前に比べてプラス8キロ。
途中いい感じで体重が落ちていった時もありましたが
台湾到着~今日までのグルメで、リバウンド桜木状態。
順調に体重が落とせれば御の字です。
3. 台湾人の友人を作る
いくら台湾に親戚がいるとは言え、彼らと交流するためには
新幹線で一時間かけて台中まで行く必要があり、現実的ではありません。
電話で気軽に話すことはできるが、向こうも仕事や子育てで忙しく
時間がなく相手できないし、迷惑ばかりもかけていられません。
よって、台北で言語交換、または休みの日にお茶したり食事したり
することができる友人を作る!そして生の中国語を教えてもらう!
初々しくも学びのモチベーション高く、何事にも積極的な姿勢がうかがえます。
②目標を総括
目標の設定期間は一ヶ月。人によっては3ヶ月や半年でもいいと思います。
要は、自分が設定した期間内に自分が設定した目標を達成できたか否かを
期限を決めて都度振り返りる=総括することが大切。
1ヶ月後、先に挙げた目標の達成具合や如何に(当時の文章を一部加工)。
1. 台湾の生活スタイルや食事に慣れる
交通に関して、バスやMRTに普通に乗れるように成長でき
車・原チャリに気をつけながら通行することもできるようになりました。
食文化は奥が深いので、これからもっと時間をかけて造詣を深めていきます。
今までの渡台経験と、高校生の時分に英国でホームステイをした経験からか
水が違う異国の地でも、難なく慣れることができたのかもしれません。
2. ダイエットに励み、毎日30分以上の運動をする
家の近くに割と大きな公園があり
現在まで一日も欠かさず30分以上のジョギングを続けています。
未だに体重計がないので自分が何kgなのか不明ですが
ウエストの幅の感覚で見るとあと3キロぐらい絞りたい。
依然として長く険しい道が続きます。
3. 台湾人の友人を作る
ナンパじゃありません。異文化コミュニケーションです。
買い物や食事で入ったお店のアルバイト店員と会話して仲良くなり
LINEの交換に成功。現在4名の台湾人女子と継続してLINE会話中で
内、若干名は食事の約束を交わしています。
「何で女の子ばかりなの?」という声が聞こえてきそうですが
気のせいです。異文化コミュニケーションです。
全体総括
この一ヶ月は学校も始まっておらず時間に余裕があったので
いずれの目標も高い程度で達成。
まだまだ足りない部分もありますが、引き続き善処します。
いやはや、12年前の自分が一部でこんな不埒な考えをしておったとは
汗顔の至りであります。失敬。
③目標再設定
達成できたか否かを振り返り、いずれもその原因を分析したうえで
達成できた目標は
更に難易度を上げる or 方向性を変えて新しい目標を
達成できなかった目標は
難易度を少し下げる or 方向性を変えて新しい目標を
それぞれ再設定し、同様に期限を決めて目標達成に励みます。
こうすると、PDCAサイクル
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)
という4つのプロセスを繰り返してより高みを目指し
メリハリがきいた充実した留学生活を送ることができます。
ちなみに、私の2ヶ月目の目標は以下の通り(当時の文章を一部加工)。
1. 注音(Zhùyīn=台湾の平仮名ボポモフォ)を覚える
2. ダイエットに励み、毎日30分以上の運動を継続する
3. 台湾師範大学国語教学センターで日本人以外の友人を作る
1 覚えておいて損はない。2 言うまでもない。3 三波春夫でございます。
ちなみにこの時立てた目標も全て達成することができました。
あとがき
台湾師範大学国語教学センターで中国語を学び
その後台湾大学大学院修士課程に進んで卒業するまで
毎月目標設定&総括を続けたおかげで
中だるみせず長く辛い研究の日々を乗り越えることができました。
以上、これから台湾留学を検討されている方々の参考になれば幸いです。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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