哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
前回の記事から引き続き、私と同じ時期に台湾語学留学をしていた
日本人の友人に当時の中国語学習について回顧してもらったうえで
これから台湾語学留学を検討している方へのアドバイスを聞いたので
以下、後輩への提言として紹介します。参考になれば幸いです。
先に結論
- 日本人との距離感に注意しよう
肝心な中国語学習の時間や台湾人の友人との交流を優先し
現地で知り合った日本人の友人との付き合いはほどほどに。
詳細は以下より。
中国と台湾で語学留学を経験したFさんの場合
このアドバイスをくれたのは
台湾語学留学当時20代後半だったFさん、男性。
簡単に経歴を紹介すると
日本の大学在学中、交換留学で中国長沙に住み1年間中国語を学ぶ
→大学卒業後、大手回転寿司チェーン店に就職
→数年で退職後、台湾語学センターでを2年間中国語を学ぶ
→帰国後、関東にある医療機器商社に再就職
→数年勤めた後、休職しワーキングホリデーを利用しニューヨークで1年間英語を学ぶ
→帰国後に復職、現在に至る
中国と台湾の両国で語学留学を経験した貴重な人材です。
Mr. ストイックのおにぎりくん
Fさんと知り合った当時、そのストイックな言動に大変驚きました。
まず「日本男児たるもの、質素倹約を旨とすべし」と
1日100元(2012年当時のレートで約300円)の生活を自らに課し
食費を節約するために、弁当も買わず学生食堂も利用せず
毎朝早起きしておにぎりを作って学校に持参するという徹底ぶり。
また、彼は先見の明があり当時(2012年頃)からアメリカ株の主要指数
S & P 500に連動するインデックス投資を始めていて資産運用もバッチリ。
まさに、将来経済的自由を獲得して早期退職するFIREを目指して
日々の生活費をできるだけ節約し、貯めたお金を投資して運用していたようで
そのまま現在でも保有を続けていれば、約300%もの含み益を抱えていることに。
裏山けしからん。
日本人との距離感に気をつけよう
そんなFさんがもう1つストイックに守っていたルールが
「日本人と付き合い過ぎない」こと。
これはFさんが中国の長沙で中国語を学んでいた当時の反省に基づいたもの。
初めての海外生活とあって、文化も言語も違う環境でストレスを抱え
ついつい同じく交換留学で長沙に来ていた日本人学生と傷をなめ合って
現地中国人学生との交流を疎かにしてしまい
結果中国語能力の向上に限りが出てしまったとのこと。
よって、Fさんは台湾留学中に日本人の友人と交流するのは月に2度までとし
敢えて節約生活と中国語学習に一意専心できる環境を作ったそうです。
あとがき
台湾語学センターで学ぶ日本人の中には
留学ではなく明らかに「遊学」に来ている人もいます。
そうした人達の動機や行動を否定するつもりはありませんが
貴重な海外での留学生活をより充実したものにしたいという人は
できる限り言語学習の時間と台湾人との交流を優先しましょう。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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