哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
前回の記事から引き続き、私と同じ時期に台湾語学留学をしていた
日本人の友人に当時の中国語学習について回顧してもらったうえで
これから台湾語学留学を検討している方へのアドバイスを聞いたので
以下、後輩への提言として紹介します。参考になれば幸いです。
先に結論
- できる限り中国語に触れる時間を増やそう
語学センターに通っただけで中国語が上達するとは限らない
授業と宿題以外で、どれだけ中国語に触れる時間を確保するかが肝要
詳細は以下より。
台湾で語学留学を経験した日台ハーフCさんの場合
このアドバイスをくれたのは
台湾留学当時20代後半だった日台ハーフのCさん、女性。
簡単に経歴を紹介すると
日本人の父と台湾人の母を持つ日台ハーフ、日本生まれ日本育ち。
→大学卒業後、大手航空会社のグランドスタッフとして就業
→数年で退職後、台湾語学センターでを1年間中国語を学ぶ
→台北市内にある日系ホテルに再就職し、約3年勤める
→日系ホテルを退職し、日本に帰国。
→ワーキングホリデーを利用しオーストラリアで1年間英語を学ぶ
→帰国後、現職のイベント企画会社に再就職
日英中の3言語を自由に使いこなす優秀なグローバル人材です。
中国語と台湾語
Cさんは日本人の父と台湾人の母に生まれた日台ハーフですが
日本生まれ日本育ちながら、家庭言語は日本語と台湾語だったそうで
(※台湾語は福建省系台湾土着の方言で、中国語とは全く違う言語。
言うなれば、英語とフランス語ほど発音も言い回しも違います)
台北市内にある語学センターでゼロから中国語を学習しスタート。
真面目に授業に出席し、担当の先生から課された課題をこなしつつも
授業後すぐに帰宅しスマホゲームやYoutubeばかりで時間を浪費…
これだけでは活きた中国語の能力向上はあまり望めないと考えため
時間が許す限り、台湾人と交流するイベントに積極的に参加したそうです。
台湾における日台交流イベント
台湾のSNSでは、日本に比べてFacebookの利用率が非常に高く
Facebook他、多くのSNSプラットフォームにおいて
昨今の日本と台湾両国の良好な友好関係を象徴するように
草の根民間有志による日台交流イベント開催が告知されています。
件のCさんも、台湾人との交友を深め自身の中国語能力向上を目的に
こうしたイベントに積極的に参加していたそうです。
運命の出会い、そして
Cさんは交流イベントに参加して多くの台湾人の友人と交流するうちに
自ずと中国語の「聞く・読む・話す・書く」の4技能が徐々に上達。
そんな中、Cさんが参加したとある日台交流ランチイベントの折
偶然隣に座った台湾人男性と共通の趣味の話で意気投合。
Cさんは上達した自身の中国語で、日本語のできない彼をリードしつつ
連絡先を交換してデートを重ね、交際に発展し後にゴールイン。
詳細は省きますが、残念ながらその後2人は離婚してしまい
Cさんはオーストラリア留学でも4技能を駆使して英語を修練。
帰国後に受験したTOEICスコアは600点→860点と大幅に上達し
航空会社勤務時の約1.5倍の年収で現在の会社に再就職できたそうです。
あとがき
1年間のワーホリオーストラリア留学を終えたばかりのCさんは
自身の英語の上達についてあまり自覚が沸かなかったそうですが
帰国後に受験したTOEICスコアの伸びに、本人が一番びっくり。
外国語を学習するうえで周辺環境は非常に重要ですね。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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