哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
台北市内を縦横無尽に走る台北捷運(Táiběi jié yùn=台北モノレール)は
観光客に限らず正に市民の足として多くの人が通勤・通学で利用しています。
私が初めて台湾を旅行した2005年当時は
赤いラインの「淡水線」と青いラインの「板南線」しかありませんでしたが
その後既存ラインの延線や新ラインの敷設を繰り返し現在の姿に至ります。
本記事ではその赤いライン「淡水線」の終点淡水駅で下車し
淡水河沿いを散歩する際に行きたいお勧めスポットを紹介します。
台北MRT淡水駅
台北駅から台北捷運の赤いライン淡水線(Dànshuǐ xiàn)のモノレールに乗車し
片道約40分の場所に淡水駅があります。
駅の西側出入口から淡水河に沿って出店やお土産屋さんが並び
週末になると家族連れなど多くの人が通りに溢れます。
河を隔てた対面には新北市八里区があり
淡水から小舟に乗って対岸へ渡ることも可能です。
正宗阿給老店
景色を楽しみながら川沿いを進むこと約5分ほどで1つ目の淡水お勧めスポットに到着。
正宗阿給老店(Zhèngzōng ā gěi lǎo diàn)
このお店の売りはお店の名前ともなっている阿給(ā gěi)。
名前の由来は日本語の「油揚げ」。
春雨を炸豆皮(Zhà dòu pí=油揚げ)で包み、甘いタレをかけて食べますが
正直に言って味にクセがあるかなりのローカルフードです…
甘いおかずが苦手と言う人は
肉燥炒米粉(Ròu zào chǎo mǐfěn=そぼろ載せ焼きビーフン)と
魚丸湯(Yú wán tāng=魚つみれスープ)がお勧め。
特に魚丸湯は非常に薄味なので二日酔いの胃に優しく染み渡ります。
巨無覇霜淇淋
ランチの後淡水河を眺めながら食べ歩きでお勧めなのが
2つ目、巨無覇霜淇淋(Jù wú bà shuāng qí lín=ジャンボアイスクリーム)。
ジャンボアイスクリームとは、即ち斯様に長い長いソフトクリーム。
食べたい味を選択して店員に伝えると早速作ってくれます。
結構な頻度で店員さん無愛想ですがこれも台湾式。
淡水河に映える水面を見ながらの食べ歩きにピッタリ。化学の味がします。
星巴克 河岸門市
化学の味が苦手だと言う人は、夏の定番フラペチーノで決まり。
星巴克 河岸門市(Xīngbākè hé’àn ménshì)
このお店の2階にテラス席があり、運が良ければ淡水河を見渡せる席を確保できます。
テラス席からの眺めはこんな感じ。
入り江に出入りする船を眺めながら優雅にドリンク休憩。
日々の喧騒から離れゆっくりChillしたい場所としてお勧めです!
あとがき
ランチ&散歩の後は、茜色に台湾の地を照らす淡水河に沈む夕日を拝めます。
この撮影場所は、16世紀後半から台湾北部を支配したスペインの拠点だった
紅毛城(Hóng máo chéng=セント・ドミンゴ城)。
後日別の記事でまとめる予定です。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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