半年ぶりに台湾へ その6 定番台湾グルメのすゝめ

台湾の文化

哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。

台湾グルメと言えば小籠包を思い浮かべる方が多いと思いますが

厳密に言えば小籠包は上海料理で、台湾ローカルフードではありません。

昨日妻エイミーのいとこ宅にお邪魔して、夜ご飯で台湾料理をいただきましたので

今日は小籠包ではない定番台湾グルメの数々を写真付きでを紹介します。

ルナさん夫婦のスペック

妻エイミーのいとこ”ルナ”さんは、シンガポール人華僑の夫”ジャック”さんと

台南市内に住む40代の女性。二人の間には20歳になる可愛い娘さんがいます。

私が以前台北市内に住んでいた時分から、春節などの長期休暇になると

妻エイミーと台南へ行く度に、毎回ルナさん宅を訪問し交流していました。

いつも私達の安寧を気にかけてくれる、大切な家族の一員です。

お宅訪問

ルナさんは安親班(Ān qīn bān=学童保育)の先生の仕事を

ジャックさんはFA(工場生産工程の自動化システム)のエンジニアをしていて

特にジャックさんは案件が立て込んでいるらしく、毎日忙しい様子。

この日はルナさん夫妻の仕事終わりに合わせて合流し自宅に招いてもらいました。

※プライバシー保護の観点から一部背景を加工しています。手前は我が妻エイミー。

付近で晩ご飯を外帶(Wàidài=テイクアウト)して、ルナさん宅でいただくことに。

※プライバシー保護の観点から一部写真を加工しています。

値段も合わせて、以下ご覧あれ。

鍋貼

好きな中華料理ランキングのトップ争いに必ず食い込む餃子ですが

台湾では焼き餃子を鍋貼(Guōtiē)、水餃子を水餃(Shuǐjiǎo)と言います。

台湾で鍋貼と言えば、チェーン店の八方雲集(Bāfāng yúnjí)が有名で

鍋貼一つ7元~非常にリーズナブルな価格で本格餃子を味わえます。

八方雲集

写真の辛い味付けをした韓式鍋貼(Hánshì Guōtiē)は正にビール泥棒。

韓式鍋貼7元×10個=70元=約300円。

臭豆腐

台湾人のソウルフード(Chòu dòufu)、発酵した臭い豆腐です。

夜市で発酵臭が漂ってきたら、おそらく間違いなくこの匂いです。

臭豆腐は大きく分けて、焼き・揚げ・煮の3種類がありますが

写真の揚げ臭豆腐は匂いがまだマシで、カリカリ食感が楽しめる逸品。

付け合わせの白い野菜は台灣泡菜(Táiwān pàocài=台湾版キムチ)です。

臭豆腐100元=約450円。

滷味

晩ごはんだけでなく、宵夜(Xiāo yè=夜食)に持って来いの滷味(Lǔwèi)。

ワゴンの中に並べられている食材の中から任意で好きなものカゴに入れ

店員さんに渡せば、八角などの調味料がきいた黒いスープで煮てくれます。

かなり独特な味と匂いがあり、臭豆腐同様日本人には敬遠されがち。

滷味145元=約650円。

鴨血

そして最後に紹介するのは、この中で一番ハードルが高い鴨血(Yā xiě)。

鴨血(Yā xiě)の「血」の発音は、大陸では「xuè」と発音されていますが

台湾では一般に「xiě」と発音されますので、台湾華語の発音を表記します。

読んで字の如し、鴨の血を柔らかくテンプル上に固めたもの。プルプル。

口に入れると、独特な苦味が口の中に広がります。

麻辣鴨血30元=約135円。

あとがき

鴨の血さえも食べようとする台湾人のあくなき食への探究心に敬服するばかり。

全部好きなあなたは、きっと立派な台湾通。

では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)

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