哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
小北百貨でたんまりキリン一番搾り生ビールを買って
今夜はどの台南料理をアテにビールを飲むか検討していたところ
台湾人妻エイミーの母、エイミーママから
「美味しいレストランを予約したので、来台を記念してごちそうするよ!」
とお誘いを受けたので、よだれを垂らしながら行ってきました。
エイミーママのスペック
エイミーママは、趣味が登山で歩くスピードがめちゃくちゃ速い67歳で
見た目は60代にしか見えない、どことなく気品に満ち溢れた出で立ち。
67歳は戸籍上の年齢で、実年齢とは差異があります。
え?
エイミーママ曰く
第二次大戦終戦後の台湾は非常に貧しく
生まれて間もない乳児が亡くなるケースがあったため
ある程度育ってから出生届を出す家庭もあった。
実年齢は70歳。
現在はセミリタイアし、たまに友人が経営するレストランを手伝っているとの由。
愛搭膳 釜めし
連れてこられたのは釜焚きご飯をウリにした日本式定食レストラン『愛搭膳』。
台南滞在実質初日に何でわざわざ日本式定食レストランやねん!
というツッコミは噯にも出さず、この日は大人しく休肝日に。
店内はアメリカ西海岸の雰囲気。
注文したのは唐揚げ定食290元=約1,350円。
記事のタイトルにもある通り、この店の売りは釜めし。
炊き上がったばかりで蒸らし中の釜がテーブルに運ばれてきました。
蓋の上には「何分」のタイミングで蓋を開けて食べたら一番美味しいか
時間を記したカードが置かれています。(私の場合19:35)
使われているのは日本のお米ではなく、台湾のお米「池上米」でした。
池上米とは?
台湾の南東部にある台東県池上地区で収穫される
『池上米(Chíshàng mǐ)』。
台湾鉄道の駅弁が発祥で、台湾で最も有名な弁当チェーン
『池上便當(Chíshàng biàndan)』もこの池上米を使っています。
件の釜めしは、ちょっと量が少ないのが残念ですが文句なしのうまさ。
あとがき
個人的には、山形で食べたブランド米「つや姫」の釜めしが一番で
香しい甘い匂いとぴかぴかに光る銀シャリに感動したほど。
とは言え、台湾で本格的な釜めしを食べられるレストランは少なく
それだけでも十分注目に値するお店でした。是非ご賞味あれ。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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