哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。
福岡から約2時間弱のフライトで高雄まで、昨夜遅く台南に到着しました。
妻エイミーの故郷でもある台南は、台湾国内で6番目に人口が多い約185万人の都市。
2012年~2020年の台湾滞在期間も含め、何度も訪れている非常に魅力的な場所です。
本記事では、台南の歴史とその魅力について簡単に紹介します。
台南の歴史
台湾島の南西部に位置する台南は、6つある直轄市のうちの一つ。
台湾及び台南が世界史に登場するのは大航海時代。
1624年オランダ東インド会社が中国明朝と戦争交渉の末に
台湾島に上陸、南部を制圧して台南にゼーランディア城
(=安平古堡 Ānpíng gǔ bǎo)を築城し台湾統治の拠点としました。
その後も台湾は
鄭氏政権→清朝→日本→国民党政府
と外来政権の統治を受けますが、それぞれ詳細は別の記事でまとめています。
で、今年2024年が台南開闢以来ちょうど400周年ということで
お祝いのため城門を模したモニュメントが街に飾られていました。
気候は熱帯に属し、日差しが容赦なく皮膚を劈きます。
現地この日の気温は36度で、今年は福岡も同じくらい暑いですね。
交通は少し不便
市内にモノレールや地下鉄はなく、台北や高雄に比べると少し不便。
加えて古都台南は道がせまい&碁盤の目状に小さな交差点が無数にあるため
現地民は専らバイクで縦横無尽に街中を走ります。
よって交通手段のない観光客は市内を走るバスを利用するわけですが
これが待てど暮らせどやってこない。利用者が少ないので無理もない。
中型以上のバイク免許保持者は、レンタルバイクをお勧めします。
グルメの街台南
多くの台湾人曰く、台湾全島で食されている台湾料理の中でも
特に夜市などで売られている小吃(Xiǎochī=小皿の料理)のルーツは
すべて台南料理にあり、台南から台湾各地へ拡散していったとのこと。
なので、看板を掲げていないふらっと立ち寄る系のようなお店でも
安価で美味しい台南料理を簡単に堪能することができます。
一瞥するだけでは見逃しそうな店構えの麺屋さん。店名不明。
うだるような暑さなのにエアコンはOFF。
ホコリのたくさんついた扇風機だけが稼働していました。
小菜(Xiǎocài=具材を切っただけの簡単なおかず)を先に食べながら
注文した麺が出来上がるまで待ちます。
ちくわ、豚の皮、豚肉スライス、豆腐。普通にうまくて100元=約450円。
ほどなくして乾麺が届きました。40元=約180円。
乾麺の上にそぼろを載せただけのシンプルな麺。
お椀の下の方に出汁が沈殿しているので、まぜまぜして食べます。
これに酢と唐辛子を少し加えて食べるとめちゃくちゃ美味い。
あとがき
台湾B級C級グルメの食べ歩きが大好きな人にとって、台南はまさに天国。
これに限らず台南グルメは随時別の記事で紹介していきます。
では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)
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