半年ぶりに台湾へ その11 迪化街で刺し身を食す丸隆生魚行

台湾での日本ネタ

哈囉〜(Hā luó=台湾人がよく使うフランクな挨拶言葉。英語のHelloの意)春風です。

台湾滞在も佳境。

マイケルさんの運転で、新竹から車で高速道路をとばして約90分。

最後の目的地台北までやってきました。メンツはレインさん夫妻と我ら夫妻の4人。

迪化街

迪化街(=Dí huà jiē)はご覧の通り乾物が多く売られる問屋商店街。

清朝時代末期から近くを流れる淡水河を利用した水運で都市が形成され

日本統治時代には、台湾全土から樟脳・茶葉・漢方薬などが集まり繁盛し

戦後は、漢方薬に加えてサキイカやカラスミなどの海鮮加工食品や

旧正月で食す伝統的な食品を業者・個人に売る街として栄えました。

現代では日本で発行される台湾旅行ガイド本で紹介されることにより

多くの日本人観光客が訪れる観光街として、二次的な発展を遂げています。

中でも一番人気の観光地がここ

台北霞海城隍廟(Táiběi xiá hǎi chénghuángmiào)

台湾で有名な縁結びの神様「月下老人(Yuè xià lǎorén)」が祀られる廟です。

台湾に住み始めたばかりの2012年当時、彼女ほしすぎて月下老人に

「20歳~30歳までの女性、スリーサイズは上から88 – 55 – 88

 身長165cm以下体重50kg以下で、顔が加藤あい」

なんて不埒な希望は一切考えていないので、良いご縁がありますように!

とお祈りしたら、幸か不幸か最愛の嫁エイミーに出会えました。

ご縁はどこに転がっているか分からないもの。

台北にお立ち寄りの迷い子は是非お参りにどうぞ。

永樂市場

赤い看板のあった迪化街入口から歩いて間もなく、永樂市場に着きました。

ここはデパートのように区画ごとにお店が構えられていて

漢方薬や乾物に限らず、食品・日用品も売られています。

この日は天気のせいで客足がにぶい様子。

台湾にある市場独特の活気があまり感じられませんでした。

丸隆生魚行の刺し身

永樂市場の入口から入るとすぐ、行列で繁盛しているこのお店が見つかります。

丸隆生魚行(Wán lóng shēngyú háng)

メニューはこんな感じ。

味噌汁は無料で飲み放題、刺し身だけでなく握り寿司も楽しめますが

一人当たり最低250元以上の注文をする必要があるので要注意です。

行列に並ぶこと20分ほどで席に案内されました。

レインさん夫妻曰く、週末だと1時間待ちは当たり前だとか。

ほどなくして注文した料理が運ばれてきました!

台湾滞在2週間が経ち、そろそろ日本食が恋しい頃だったので嬉しい!

美味しい!

でも日本で食べるより少し鮮度が落ちるかな…

全部で1,240元=約5,600円。

ここ数日間お世話になったお礼にごちそうしました。

台湾日本アイス!?

食後に迪化街でウインドウショッピングしているとこれを見つけました。

台灣日本冰(Táiwān rìběn bīng)、直訳すると台湾日本アイス。

地元の良い食材を使った

歯ごたえのある美味しさ

三代にわたって伝わる懐かしい棒アイス

1本40元(=約185円)

との宣伝文句。いざ尋常に勝負!

日章旗を型取った商品デザインでしょうか。いや、台湾わい!?

味は超微妙でした…日台友好万歳!

ほどなくして雨足が強くなったため、車でホテルまで送ってもらうことに。

改めて感謝を伝え、互いの健康を祈り再会を誓いバイバイしました。

あとがき

蒸し暑い夏が長く続く台湾では、基本的に生魚が食されることはないので

日本に比べてコールドチェーンがしっかり整備されていないのかもしれません。

ともあれ、台湾に住む日本人が久々の日本食を楽しむにはピッタリです。

では、881〜(Bābāyī、台湾でポケベルが使われていた当時バイバイの意)

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